In The Mood For Plum Rain

Maison Shayeの創作活動には、想像を掻き立て、感性に訴えかけてくる、サウンドのインスピレーションが欠かせません。作品のネーミングにも、イメージソースとなった楽曲の名を取り入れるほど、実はブランドのクリエーションと密接に関わっている音楽。アトリエにはいつも、心地よく右脳を刺激するお気に入りのミュージックが流れています。
ほんの数年前までたくさんのCDをコレクションしていた私も、現在は音楽配信サービスの恩恵をありがたく受けながら、オフラインだけでは一生かけても出逢えなかったかったであろう、世界中のアーティストたちの作品に触れられることに日々感動しています。そんな音楽ファンの私が人知れず、こつこつと進めてきた小さなプロジェクトが、Maison Shayeのプレイリストづくり。昔から変わらず好きな曲、新しく恋に落ちた曲、時間をかけて少しずつ集めたメゾンのサウンドが、ようやくひとつの形になりました。
最初のプレイリストが完成した、今は奇しくも雨季。アトリエの空気感を届けたいという想いでセレクトした、どこかアンニュイでメランコリックな雰囲気が漂う楽曲たちは、はからずも湿気を帯びたこのシーズンに寄り添うようなラインナップになっています。古びたピアノの音色、歪んだギターの響き、無機質に刻まれるビートに、物憂げな歌声のボーカル。クラシカルなムードの中にエレクトリックなスパイスが散りばめられた選曲は、掛け合わせを得意とするMaison Shayeのものづくりとも通じるものがあります。どんよりとした重たさを感じる梅雨の時期、気分を晴らしてくれる軽快なミュージックもいいですが、室内で過ごす時間をあえてしっとり演出してみるのも、時にはよいかもしれません。
製作現場のBGMを通じてみなさんと世界観を共有するというコンセプトのもと、今後もテイストの異なるさまざまなミックスを公開していきたいと意気込んでいます。音楽好きな方はぜひ、アトリエの選曲をご自身のプレイリストに追加して楽しんでいただけたら嬉しいです。
— Shaye
